スクラップオルフェ備忘録withガラテア&リイヴここ好きポイント
はじめに
皆様お久しぶりです。コザックー(@kozakku1313)です。いつも記事を読んでいただき、ありがとうがざいます。
初めましての方は、この記事に足をお運びいただき誠にありがとうがざいます!
以前Twitterにレシピを投稿した際に、想像以上の反応をいただいたこと。コロナ禍で大会等が中止となっており、今後使用する機会が無い可能性があることを踏まえ、お蔵入りにするよりは、ここで一度レシピを公開し構築時の思考のアウトプットを図りたいと考え、筆を執ることといたしました。
また、今回の記事では、前半の「スクラップ・ラプター」を採用したスクラップオルフェゴールの紹介の後に、「ガラテア&リイヴここ好きポイント」と題しまして、感情の赴くままに筆を走らせた怪文書をおまけとし、2部構成でお送りいたします。
前半か後半。どちらか一方のみでも構いませんので、興味を持っていただいた部分だけでもご一読いただければ、これに勝る喜びはございません。
※サムネ用
それでは本編に参ります。
~デッキ紹介編~
スクラップ・ラプターでできること
最新パック「LIGHTNING OVERDRIVE」にて登場したスクラップ新規。判明当初からヤバイと話題となっており、先行ワンキルも開発されています。
では具体的にどこがヤバイカードなのか、解説していきます。
①「スクラップ・リサイクラー」が大量に採用できる
まずはなんと言ってもこれ。化石調査とスクラップエリアの両方に対応しているため、スクラップ・リサイクラーを最大12枚体制にすることができます。
これは単純に枚数が増えたというだけではなく、これまで採用しづらかった「スクラップゴーレム」を交えたスクラップギミックが、実戦レベルにまで昇華されたことにも繋がります。
今まではギミック初動役のリサイクラー3枚に対して事故札が1枚と、リターンよりもリスクが気になる枚数でしたが、初動が増えたことにより、パワーの高いスクラップギミックを躊躇わず採用することができるようになりました。
②ステータスが強い
あらゆるサーチ札に対応するためにテコ入れされたステータスとなっており、書いてあることが全部強いです。都合が良すぎるので多分飲酒とかしながら作ったんだと思います。
特に恐竜族レベル4という部分が最強で、化石調査に対応しています。
化石調査はオヴィラプターやギラザウルス、ミセラサウルス等々、強力な選択肢があるにも関わらず、ターン1の縛りが無い非常にバリューの高いカードです。
デッキ内にラプター以外の選択肢を採用しておくことで、ラプターとの重ね引きが誘発の貫通等に繋がる強力なカードとなります。
チューナーであるためスクラップエリアにも対応しており、2種類のサーチ札に対応しています。こちらは現状はラプター意外の有用なサーチ先はありませんが、最大で9枚体制にできるという事実は安定性の向上に大きく繋がります。
その影響で、超雷龍がささるようになってしまいましたが、そんなことは些細な問題です。むしろ強化されたことへの褒め言葉ともとれます。
③スクラップギミックの展開力が凄い
一枚初動を謳った動画が大量に投稿されているとおり、スクラップ・リサイクラー召喚は宇宙です。
分岐はありますが基本ルートとしては、
リサイクラーefリンク1値を墓地→ワイバーンss→ワイバーンefゴーレムss→リサイクラーss→星遺物墓地→リイヴss→リイヴef継ぐものセット→継ぐものefゴーレムss→リサイクラーss
盤面(ワイバーン)+リイヴ+ゴーレム+リサイクラー
墓地 星遺物+リサイクラーの落とし1回分
このようにリサイクラーを無限出勤させることで、ワイバーンで破壊するカードがあればリンク数6、無くても4を場に残しながらリサイクラーの墓地肥やしまで繋ぐことができます。
ここからジェットシンクロン→ハリファイバーでさらに展開を伸ばしたり、スクラップ×3→キュリオスでブロックドラゴン等の好きなカードを落としたりと、様々な展開が可能です。
ここまでしなくても、キマイラをサーチしてランク4エクシーズやレベル8シンクロを作ったりと、用途は幅広いです。
デッキ選択の理由
今回は上記のリサイクラー展開から落とす星遺物の中でも、杖が最も強力であったことから、オルフェゴールと組ませることにしました。最後のリサイクラー効果から、自然な流れでオルフェ展開に繋げることが可能であり、ディヴエル起動前にスクラップ展開を利用してアポロウーサを成立させることができます。
また、私はこれまで未界域を愛用していたのですが、ドライトロンという強力な展開系デッキが出現したことで環境的に向かい風となってしまい、乗り換えの検討を余儀なくされていました。
未界域は誘発や墓穴を積むスペースを犠牲にした代わりに、先行ワンキルという最強の先行展開と、無限の手数による誘発貫通と捲りを強みとしていました。しかし、手数で捲ることが困難なドライトロンの先行展開が辛く、また、それ以上にドライトロン対策として採用されるドロール&ロックバードが未界域に対する回答ともなってしまい、ケアすることも不可能です。
↑未界域に迫るドロバの図
ドロバ許すまじ...
新デッキを検討するにあたっては、以下の条件を満たしたいと考えていました。
①採用が急増したドロール&ロックバードが刺さらない展開系デッキ
②ドライトロンの先行展開に対する回答となる、禁じられた一滴を積極的に採用できるデッキ。(具体的には3コスト一滴を撃った後に、朱デク×1を墓穴の素引き込みで貫通できる可能性が高いデッキ。)
探していた条件に丁度当てはまり、なおかつ新規カードも使用できることから、オルフェゴールに白羽の矢が立ちました。
展開系の中でも、ドロバが刺さらず、一滴を強く撃てるという条件に当てはまることは十分な強みとして考えられます。
展開例
スクラップオルフェの強みは大きく分けると
・先行展開が従来のオルフェゴールより強力である
・初動となるカードが豊富に採用されている
ことにあります。
従来のオルフェゴールとは、金謙を採用したオルフェゴールは、ロンギヌスを共有すること。罠を入れたオルフェよりも、初動からの動きで妨害+リソースを構えられる事で差別化を図っています。
まずは展開例から紹介して行きます。
展開に使用する手札は以下の要素で構成されています。
①スクラップ・リサイクラー
②スクラップ・ワイバーンで破壊するカード
③スクラップ・リサイクラーの墓地送りを1回分節約できるカード
①はリサイクラーやラプター、②はそのままの意味なので解説は省くとして、③はリンク値を+1できるカードや、素引きした杖・ディヴェル・トロイメアが当てはまります。リサイクラーの墓地送り効果が1回分自由になることで、展開の上振れや誘発ケアに利用することが可能となります。
では実際に紹介して行きます。
・①+②展開
上記のスクラップ展開からを基本とします。そこから杖、ディヴェルを落とし
スクラップ×3でアポロウーサを作りディヴェルefトロイメアss
杖efディヴェルss→ディヴェル+トロイメアでガラテアss
ガラテアef杖を戻してバベル起動、トロイメアefスケルツォン墓地→スケルツォンefディヴェルss
ディンギルスefスケルツォン素材→ディンギルス+ディヴェル→マスカレーナss
最終盤面:ウーサ+マスカレーナ+リイヴ+バベル(墓地ディンギルス)
②がない場合はリイヴのリンク値2を使ってウーサを作ります。
・①+②+③展開
①+②の展開に加え、リサイクラーの余った墓地送りでチューナーを用意して展開します。
ハリファイバーef星1チューナーをss
ワイバーン+ハリファイバーでウーサss
ディヴェルefトロイメアss
トロイメア+星1チューナーでサベージss
残りの杖とトロイメアを使ってガラテアディンギルス経由でマスカレーナ
最終盤面:ウーサ+マスカレーナ+リイヴ+サべージ+バベル(墓地ディンギルス)
②と③両方の要素を満たすカードとしては、スクラップファクトリーやホーネットビットが当てはまります。
基本ルートは参考に動画も貼りつけておきます。
基本ルート
— コザックー (@kozakku1313) 2021年1月23日
ウーサリイヴマスカレバベル pic.twitter.com/Gr3g7tS76w
リンク値+1
— コザックー (@kozakku1313) 2021年1月23日
ウーサリイヴマスカレバベル+サベージ pic.twitter.com/cPNNt5IAlt
おまけ展開
・①+セットできるカード
抹殺を2枚引いた場合など、相手ターンでも役割がありワイバーンで破壊するのが惜しい組み合わせの場合等があります。その場合はこんな展開もあります。
リイヴの下にカードをセット
ディヴェルでギルスをリイヴと伏せの間にssしチューナー化させ、トロイメアを墓地へ
杖efディヴェルss、ギルス+ディヴェルでサベージ
トロイメアefスケルツォン墓地→スケルツォンefディヴェルss
ディヴェル+ゴーレムでガラテアss
ガラテアef杖戻してバベル起動
ディンギルスefスケルツォン素材→リサイクラー+ディンギルスでマスカレーナss
最終版面:マスカレーナ+リイヴ+サべージ+バベル(墓地ディンギルス)
基本ルート通りウーサを立ててもいいですが、サべージが代わりに成立させることもできます。
・ビット+チューナー
展開はリサイクラーが初動となりますが、ビットが初動となるパターンも紹介します。
ビットとチューナーからハリファイバーss→ハリファイバー efジェットシンクロンss
ハリファイバー+ジェットシンクロンでユニオンキャリアーss、ユニオンキャリアーef閃刀姫トークンにディヴェルを装備
ジェットシンクロンss
トークンをリンクリに変換し、ディヴェルefトロイメアss
トロイメア+ジェットでサベージss
トロイメア→杖でトロイメアss
トロイメアとリンクリでガラテアをリンク召喚し、クリマクスをセット
最終版面:クリマクス+サべージ
チューナーがオライオンだと、ジェットシンクロンのコストを温存できます。
リサイクラー初動に比べると頼りないですが、妨害+リソースを構えており、他に展開に絡む手札がない=Gうらら指名者等を握っている場合になるのでどうにかなるはずです。たぶん。
構築
では構築を紹介します。
♡リイヴとガラテア両方採用できるのが最高♡
役割ごとに解説していきます。
◆初動
上でも一度触れましたが、本構築の強みとして初動となるカードが非常に多く採用されている事が挙げられます。
リサイクラーラプター化石調査のスクラップギミックが9枚。他の1枚初動として、ギルス、愚かな埋葬の2枚。他のカードと合わせて初動となる閃刀ギミックが3枚。以上の合計14枚が初動となるカードです。40枚中14枚初動の場合、初手に引ける確率が丁度9割になります。
スクラップ・リサイクラーの枚数は、エリアの重ね引きが弱いことに加え、初動枚数はこれ以上増やす必要がないと考え、この枚数となりました。
閃刀ギミックは他のカードとの組み合わせとなりますが、NS可能な機械族or炎属性が組み合わせ候補となり、ユニオンキャリアーを経由して展開します。
初動も閃刀ギミックとの組み合わせ候補も引けていない確率は1〜2%程度であるため、それを差し引いても非常に高い確率で展開することが可能であることがわかります。
全盛期のマーメイドがあらゆるモンスター2体を初動にしていたことに比べると、特定のカードを素引きする必要があるため見劣りするのは確かですが、9割近い初動率を誇るのは強みであると考えられます。
また、重ね引きしても召喚権が被らないカードが多いため、初動としても組み合わせて強く使えるカードが豊富な点も魅力です。
◆貫通札
・閃刀ギミック
準初動兼最強の貫通札。展開の②③両方の要素を満たせます。また、2回目のビットはすぐに発動せず、ワイバーンの②の効果にチェーンして発動すると破壊を1回節約できます。
後手でもトロイメアフェニックスを先に作って罠を踏んだりと、召喚権を使わずリンク値2を達成できる、とにかくパワーが高いギミックです。
最初にオルフェに閃刀ギミックを採用した人は天才だと思います。最強過ぎる。
・ギラザウルス
化石調査の択として採用しました。②or③のどちらかの役割として使います。リサイクラーにうらら貰ってからサーチしてssします。
ミセラサウルスとも迷いましたが、ロンギを共有するのとアウロを引きたくなさ過ぎるのでこちらに。
ここだけの話、相手が蘇生してくれると②③両方の要素を満たせるので祈りましょう。
・スクラップ・ファクトリー
ラプターとリサイクラーを両方引いたときのサーチ先。こちらも②③両方の要素を満たせます。このカードを採用している事で、リサイクラー重ね引きしたラプターを貫通札として使用できるようになります。
・死者蘇生 おろ埋
最強
◆ギミック
・スクラップギミック
・オライオン、ジェットシンクロン
リサイクラーから落としてワイバーンになる枠。手札を切りたいかどうか、チューナーが欲しいかどうかで使い分けるのと、両方の効果を使うこともあるので2種類採用。
ごく稀にジェットシンクロン単騎でハリファイバー→カノーネ→ガラテア→ジェット戻しクリマクスセットをする事があります。
・スクラップ・ゴーレム
手札に来ないで欲しい。
来たらリサイクラー→ジェットで切ってワイバーンで直接蘇生できるので一応ケアはできます。
引きたくない。
・継ぐもの
アクセス手段がある蘇生。リイヴが本当に良いカード。
・オルフェゴール群
トロイメア以外は1。トロイメアは1枚にするか悩んでいる枠ですが、オルフェゴール展開に繋がるカードを素引きしたい盤面があるため2にしています。
実はマーメイドが出た当初に少し触った程度で、オルフェゴールはほとんど握ったことが無かったのですが、無限のリソース回転力に脅かされました。めちゃくちゃ良いテーマです。
◆汎用
・うらら×3 G×3 指名者×5
お猿さんカードは全投が板!!!!
Gも通れば最強なのと、どの対面でも最悪1:1交換にはなるので3派です。メイン2にしてもサイドに1入れて3にするし、メインに枠もつくれるし3。
◆サイドデッキ
ここではサイドデッキの候補の中でも、このデッキで特に強く使用できると考えたカードを紹介します。
・禁じられた一滴
デッキ選択理由でも挙げた通り、墓地をリソースとできるこのデッキのパワーカード。フル投入します。
ドライトロンは弁天でロンギヌスをサーチすることも可能ですが、リサイクラーからのワンショットルートもあるため、朱デクorロンギヌスどちらかであれば貫通することが可能です。
・AOJサイクルリーダー
クリマクスでサーチすることが可能な手札誘発。ドライトロンに対して入れます。
先行でも、相手ターン中にディヴェルでギルスをssすることでクリマクス落としからサーチが可能です。
◆採用を悩んだカード
・スクラップ・ゴブリン
採用すればハリファイバーからワイバーンになれます。素引きが腐る事、ハリファイバーになるカードが今回の構築ではジェットorビット+チューナーのみであり、どちらも展開自体は可能であるため不採用としました。
・ゼロヴォロスorボマー
マスカレーナから出す枠。
リサイクラースタートが通っていれば、妨害が強い+横に広がるため、盤面ぶっぱしづらいので不採用。
・カイナorアルミラージ
ビットGで展開できるようになる枠。枠ないのと割り切れる範疇と判断して不採用。
誘発ケアの話
オルフェゴールを握るにあたっては、以下の要素が課題としてあげられます。
・アーティファクト・ロンギヌスへの耐性
・初動への誘発の貫通
本構築ではロンギヌスはスクラップギミックでの展開、初動への誘発は化石調査、俊足のギラザウルスによるメインギミックと共存できる手数、によって解決することとしました。
また、展開系である以上二ビルのケアも必須ですが、ディヴェルが最強なのであまり怖くありません。
・ロンギヌス
スクラップギミックで最低限展開はできるので、耐性は若干ある方です。
先行であれば
①+②から
盤面 ワイバーン+リイヴ+マスカレーナ
墓地 杖+ディヴェル
①+②+③から
盤面 2ウーサ+リイヴ+マスカレーナ
墓地 杖+ディヴェルor手札から切ったオルフェ
と、無いよりはマシ程度ではありますが妨害+リソースを構えることができます。
後手であれば、スクラップギミックのみでワイバーン1破壊+リイヴ1バウンス+ユニコーン1バウンスを経由しワンショットキルを狙うことができます。
・うらら等
リサイクラーへのうらら程度であれば、リンク値+1で貫通できます。スカルマイスターも同様。
最初のリサイクラーへのうららをがめられたとしても、③を追加で握っていれば、最初にディヴェルorトロイメアを落としてから展開できるので問題ありません。
・ニビル
リサイクラーに加えてリンク値を+1できるカードを追加で握っていれば、リサイクラーでディヴェルorトロイメアを最初に落としておくことで、どこで二ビルを貰っても展開を再開できます。
こんな所でしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか?
スクラップ・リサイクラーの安定供給により、展開力の増加と事故率の低下を図ることができたと考えています。
対人経験も少なく、また、筆者のオルフェゴールについての知識も浅いため、これが正解であるとは言い切れません。
興味を持っていただいた皆様のお力をいただき、最適化を図っていければと考えています。
最後になりますが、一緒にこのデッキを考えてくれた小倉さん(@kinngyo_kou1)
本当にありがとうございました!
質問やご意見等がございましたら、Twitter(@kozakku1313)までお願いします。
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました!
また、後半のおまけへと続きますので、お付き合いいただける方は、是非この先もお楽しみください。
内容とは全く関係ないが、小休止がてら私の推しキュアを見てほしい
可愛い…
~ガラテア&リイヴ可愛いポイント~
今回はオマケを書きたいがために記事を執筆したと言っても過言ではない。文末の体裁を整える事すらままならないハイテンションであるため、ここから先は常態で失礼させていただく。
執筆当初は前半よりもこちらの駄文の方が""圧っっっつ倒的""に力を入れていたのだが、遊戯王ブログとして認めてもらえない可能性を考慮し前半を頑張った。頑張って書いたので、気が向いたら「リツイート」「いいね」「F5キー連打」等々、皆様の御慈悲による拡散をしていただけるととても嬉しい。決して工作では無いので勘違いしないで欲しい。
最初に断っておくと、ストーリー考察は勿論しないし、解釈違いというコメントも受け付けていない。
そもそもそんな高度な事が出来るわけがない。その辺りは専門家に任せる。
星遺物ストーリーについての詳しい記事を知っている方は、DMかリプライで是非ご紹介いただきたい。純粋に嬉しいので。
ここはただ、筆者が好きな女の話を好きなように垂れ流すだけの異空間である。どうか異世界転生した気分で、なろう小説を見守るような生暖かい目で、優しく見守ってやって欲しい。無職転生は見た?ロキシー師匠可愛いよね。
ガラテアの話
「機械娘」 「闇堕ち」 「人外娘」
皆様はこの様な単語にトキメキを覚えた覚えは無いだろうか?「劣情」でもいい。むしろ望ましい。あるに決まっているのにこの問いは不躾だったかもしれない。もちろん私はある。
同じように「銀髪」「ジト目」「ロリ」や「メンヘラ」「舌ピアス」にも感動すら覚えるが、今回は別の話。ここにときめいた方とは良い酒が飲めそうだ。だがこの記事は最後まで全年齢なので18未満でも安心して読める。ブラウザバックは一旦待ってくれないだろうか?
誰にも伝えていない事だが、実は私はそれらが性壁でもある。
普段清楚なヒロインが黒紫赤を基調とした新衣装で敵側として出てくれば興奮するし、FGOのイリヤは常にテスタメントフォーム。好きな商業コミックは愛聖天使ラブメアリー。
両腕義手とか、身体の一部や全身が機械化した娘もたまらない。元が機械でも魂が芽生えたみたいなシチュエーションも最高だ。
愛読書はモン娘。肌の色は黒でも青でも良さがあるし、人外が人外である様に興奮するので、ミドラーシュが血色良く描かれていたりすると解釈違いでちょっと悲しくなる。でもその絵も好き。
そんな私がイヴリースとガラテアを好きにならない訳もなく。
夢幻崩界ートロイメアーと化した100億点満点の闇堕ちイヴ。「夢 幻 崩 界」の漢字1字1字も厨二満載で、このカードの世界観の完成度の高さ、作者の性癖の拗らせ具合が窺える。ちなみに闇堕ちは本人の魂が変化していても乗っ取られていてもどちらでも悦い。
それはさておき
ではガラテアの良さはどこにあるのだろうか。筆者はひとえに「造形美」であると考える。
といっても、単に外見が見目麗しいというだけの話ではない。もちろん、あの少女と楽器を完璧に調和させた姿は圧巻の一言であるし、右脚の楽器部分や胴体の筒、元となったイヴの少女的な可愛らしさを表現しながらも人形であることを強く意識させる表情等、好きな部分を語ればキリはない。
では外見以外の造形美とは何か。それは、有り様から姿形まで全てが狂っているにも関わらず、あのような愛らしさを感じさせるガラテアの存在自体であると筆者は考える。
兄がプライムによって妹汁を抽出して作られた存在のガラテアは、兄のシスコン度合いから誕生過程まで全てが狂っていている。妹がつけていたリボンだって巻いているし、造形だってうり二つ。兄がどれだけイヴのことを想っていたかが窺える。
ジャックナイツになった兄が手のひらサイズの妹トークン2体も産み出してるのも狂いすぎてて最高。そのあたりの話はマスターズガイド6に詳しい話が載っていて、後々認識を改めることとなったのだが。でも兄はやっぱり狂っていた。
しかし、そんな歪な愛を孕んでいてもなお、ガラテアちゃんは可愛い。むしろ、このような狂気全てを内包しているからこその美が、ガラテアの良さ、ひいては造形美であると私は主張したい。
ガラテアちゃんは本当に最高で健気な娘だったし、ガラテアという名前にも深い意味が込められていたりと、そのあたりも紹介したいのだが、これ以上はネタバレになってしまうため、マスターズガイド6を是非購入して確かめていただきたい。通報の内容が著作権ではしゃれにならない。今ならガッチリ@イグニスターもついてくる。
リイヴの話
では次にリイヴの話。
イヴの可愛さはどこにあるのだろう?
私はひとえに、ヒロイン力であると考える。
闇堕ちさせられるし、ニーサンはニーサンで重度のシスコンだし、幼なじみのアウラムは神になって消滅するし、物語上では散々な目に遭ってきたイヴ。正ヒロインから闇堕ち、転生まで全ての属性を網羅しているといっても過言ではない。
しかし、視点を変えて主人公として観測するとどうだろう。これ以上波乱に富んだドラマチックなヒロインがいるだろうか?
物語の最後では、「導く先」として、幼なじみと兄を想いながら、完結した物語の世界を旅する姿が描写されている。成長したイヴの凜々しくも悲しみを帯びた表情は、ここまでの星遺物ストーリーがあるからこそ完成されたカードイラストなのである。
また、リイヴとなった彼女はデッキから魔法罠をセットするとうい「ガラテア」の効果と 、対象を取らないデッキバウンスという「アウラム」の効果を引き継いでいる。エモい。まさにエモさの塊。
これほどまでに美しくも悲しい物語がカードイラストのみで簡潔しているのはもったいない。是非漫画やアニメで物語に浸りたいものだ。
物語上だけではなく、巫女イヴの禁止やガラテアの制限など、OCG上でも波瀾万丈な人生を歩んでいるカードは、イヴを除いて他にない。
最近はアルバス&エクレシアの教導ストーリーがアツいが、久しぶりに星遺物を巡る物語に想いを馳せるのは如何だろうか?
エクレシアちゃんも闇堕ちしたりするのだろうか?あの拗らせた性癖を抱えたKONAMIが開発しているのであれば期待できそうだ。
あと多分イヴちゃんはエクレシアとは対照にご飯は少食なタイプ。ヲタクの妄想とかでは決してないし、私はいっぱい食べる娘も好きだ。
ご紹介
さて、ここまで私の好き勝手に好きな女の話を綴ってきましたが、ここで1つ紹介させていただきたいものがあります。
それがこちらの冬木はる様(@74OO9824)主催の「OCGガラテア合同」です!
3/13開催の強謙イベントで頒布される予定とのこと。
ガラテアちゃんの可愛さが詰まったこの1冊を、是非手に取ってみてはいかがでしょうか?
3/13開催予定の強謙イベントで頒布予定のOCGガラテア合同の表紙が完成しました!!
— 冬木 はる@OCG力''ラテア合同 (@74OO9824) 2021年1月11日
参加はまだまだ受け付けてますので、もし興味がありましたら声をかけてもらえれば嬉しいです!! pic.twitter.com/C0eUx4DL0C
表紙イラストが良すぎる...
また、星杯ストーリーの真相はマスターズガイド6を購入しなければわからない部分も多いため、こちらも是非皆様の目でお確かめいただきたい。
後書き
正気では書き上げることが叶わなかったため、アルコールを摂取しながらキーボードを叩いてみたが、これが意外と気持ちが良い。さながら飲酒運転のシミュレーションであう。誤字脱字は後日直す。
ここまで読んでいただいた方にドン引きされているかもしれないが、これ以上失う信頼も無い程、元から私の評価は地に落ちている。ここで前半の真面目なテイストを振り返ってみてくれ。ちょっとは評価が上がったはずだ。できればそのままドン引きした記憶も消して欲しい。
ではこのあたりで。次回の記事もお楽しみに!
ガラテア&リイヴは~~~???
最高!!!!